自分の「顔」を仕上げる
自分の「顔」を仕上げる われわれの一生は、ある意味からは、自分という一人の人間の、いわば面作りのようなもので、われわれは一生かかって、この自分の「顔」という唯一つの面を、仕上げるようなものとも言えまし ・・・
自分の「顔」を仕上げる われわれの一生は、ある意味からは、自分という一人の人間の、いわば面作りのようなもので、われわれは一生かかって、この自分の「顔」という唯一つの面を、仕上げるようなものとも言えまし ・・・
大往生の条件 一日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは、畢竟人生の最後においても、多くの思いを残して死ぬということです。つまりそういうことを一生続けていたんでは、真の大往生はできないわけ ・・・
人生の首尾を押さえる 今「人生を正味三十年」と考えるとなると、それはいわば人生という大魚を、頭と尾で押さえるようなものです。魚を捕らえるにも、頭と尾を押さえるのが、一番確かな捕え方であるように、人生も ・・・
三十年を生き抜く 道元禅師は「某は坐禅を三十年余りしたにすぎない」と言うておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実 ・・・
人生の正味は三十年 実は人生というものは、まず三十年くらいのものです。実際人間も三十年という歳月を実に充実して生きたならば、それでまず一応満足して死ねるのではないかと思うのです。【342】 #修身教授 ・・・
考えるとは何か 真に考えるということは、その問題が常にその人の心の底にあって、忘れる時がないということでなければならぬのです。【111】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブロ ・・・
漫画の害毒 絵本の流行もあまり感心しませんが、漫画本に至ってひどいですね。知を開くことが早すぎると、どうしても人間が平べったくなります。そして持続力がなくなる。ちょうど植木鉢を火鉢に掛けるようなもので ・・・
読書の光② 人生の深刻切実な経験も、もしこれを読書によって、教えの光に照らして見えない限り、いかに貴重な人生経験といえども、ひとりその意味がないばかりか、時には自他ともに傷つく結果ともなりましょう。【 ・・・
読書の光 われわれの日常生活の中に宿る意味の深さは、主として読書の光に照らして、初めてこれを見出すことが出来るのであって、もし読書をしなかったらいかに切実な人生経験といえども、真の深さは容易に気付きが ・・・
鍛錬 われわれ凡人は人生のある時刻において、何らかの意味でかようなきびしい鍛錬をその師から受けない限り、真の人間とはなれないのではないでしょうか。【160】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 ・・・