物を喜ばす|8月25日のことです。
Release: 2018/08/26 Update: 2018/08/26
物を喜ばす
物を喜ばすとは、その物を生かすことであり、その人が使えばいよいよ品がよくなる場合、物を困らすとは、これをいじめる、悪くすることである。
その人が一度使うと、ノコギリは切れなくなり、カンナはボロボロになる。あと始末をせぬ、使ったら使ったまま・・・。
こんな人ばかり住んでいたら、家は荒れ、町は乱れ、人情はすさみ、干からびた世の中になってしまう。
物を喜ばす人は物質にめぐまれ、物を困らす人は物に困らされる。
8月25日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
物を喜ばす。とにかく整理整頓清潔。
まずは自分の身の回りをしっかりとしなければいけませんね。
しまう場所を決める。
すっきりさせること大事ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
守成は退歩 世に「守成」という言葉がある。「創業はやすいが、守成はむずかしい」と。 創業は新しいことを築き上げて日々進んでいるのであり、守成とは過ぎたものを守っているので日々あとしぎりをしている。進歩…
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜…
ぱっととび起きる さあ今から一日の仕事が始まるぞと、ぱっと目をさました。 人は、イキをするのも、食物を消化するのも、血がめぐるのも、すべて自分の力ではありません。自分では知らぬ大自然の力で、眠らされ、…
言葉を練る どうしたならば、言葉が本来の威力を発動してくるのであろうか。 言葉も、これを知っただけで、なまはんかに使ったのでは、まだ借りものでしかない。 何度も何度もつかって、つかって、使いこなして、…
天地に唯一つの存在 存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づ…