男の心意気|3月16日のことです。
Release: 2019/03/16 Update: 2019/03/16
男の心意気
仕事にかかる時は、帯を締め直さねばならぬ。太古の人たちは、野山で切り取ったかずらを腰に結び、平安朝時代のみやびおは石で飾りをつけた帯を束帯の上にしめた。
帯が地肌にしめられたものが「ふんどし」である。戦いの場合、重囲の中に陥って男の最後の心境を見せるときは、ふんどしをしっかりとしめ、白木綿を腹に巻き立てた。
商家の若者たちは、角帯をしめ、農村・漁村の青年は、六尺ふんどしをしめた。十五~十六歳に達すると「ふんどし取り」が行なわれ、これから一人前になった。
3月16日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の言葉です。
帯を締め直す。
日々の帯の締め直しは何かと考えると朝礼などでしょうか。
今日の行動をしっかりとみなさんに伝え帯を締め直す。
今日はベルトをきつめに締めようかぁ~。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
深く根付いた思考パターンはたった2回3回の練習ではでは変わらないが続けていれば、新しい習慣ができて変わる。…
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくく…
人のねうち たとえ、その体にボロをまとっていようと、その足ははだしであろうと、あなたのねうちは豪毛の高下もない。 真の貴きは肉体ではない。肉体をしてかくあらしめる心である。生命である。 哲人ソクラテス…
時の記念日 六月十日は、「時の記念日」である。 しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。 正しい時間の中に生きているのが、生物の…
己を尊び人に及ぼす 己の、大きな向上、躍進、完成は、己を空しくすることである。身をささげることである。ここに必ず真の幸福が添うのである。 己を尊ぶ心そのままを人に及ぼしてこそ、世界は尊敬の光につつまれ…