真理の響きを語れ
Release: 2022/08/16 Update: 2022/08/16
真理の響きを語れ
諸君らも多少は会得したかと思いますが、他日小学校で修身を教える場合には、ただ教科書に書かれていることを型通りに教えているだけではだめです。そうではなくて、この自分というものが、教科書に示されている真理にぶつかって、そこにいかなる響きを発するか、それを語るのではなくては、生徒の心には響かないでしょう。【396】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
現在の道徳の教科書というものがどうなっているのかわかりませんがごく当たり前のことは書かれているでしょうね。
自分で考えなければ何事もなかなか実行へつながらないとは思います。
この章は忍耐ということにについて書かれていますが二つの忍耐の実行は簡単ではありませんね。
感情を抑える忍耐は堪忍。
永く耐え忍ぶ隠忍。
とにかく自己に打ち克つということに集中しなければなりません。
石田梅岩先生は忍も考えずにいられるようになることが理想だと言ってます。
自分の感情を抑えるには言葉を飲み込むようにしなければなりません。
隠忍は続ける努力というものもそういう気がします。
関連コンテンツ
人を知る われわれ凡人には、いかに優れた方でも、まず十年くらい私淑しないことには、その方の真のお偉さを知ることはできないようです。その人の真を知るとは、その方の現在わが国における位置を知るのみならず、…
教育者の使命 現世的欲望を遮断しつつ次代のために自己を捧げるところこそ、教育者の教育者たる真の使命はある。【282】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 修身…
出処進退でわかる人の真価 すべて物事は、平生無事の際には、ホンモノとニセモノも、偉いのも偉くないのも、さほど際立って分からぬものです。ちょうどそれは、安普請の借家も本づくりの住居も、平生はそれほど違う…
階段を登る工夫③日々の準備 しかしそのためには、非常な精神力を必要とするわけです。階段をさらさらと登るには、二倍の力ではなお足りないでしょう。少なくとも三倍以上の、心身の緊張力持たねばできない芸当です…
余韻を残す いかんに凡人といえども、その生涯を深い真実に生きたなら、必ずやその死後、何らかの意味でその余韻を残している。【306】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #…