窮すれば通ず|6月2日のことです。
Release: 2018/06/02 Update: 2018/06/02
窮すれば通ず
事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。
見事に窮地を脱することは、古人の体験であり、「窮すれば通ず」とは、このことをいうのである。
6月2日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
やれることを精一杯やってみて駄目ならあとは運を天に任せるということはあります。
しかし、そんな場合はあきらめもしないので必ず成功するということもあります。
「火事場のくそ力」
追い込まれることで少し伸びしろが増えます。
これのくり返しなんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人生の四苦の意味 いわゆる人生の四苦の第一、肉体の苦痛は、精神のゆがみ、生活の不自然の影にすぎぬ。 第二、物質についての悩みは、いやしい欲心のかたまりの反映である。物の欠乏は、心の欠乏の影である。 第…
学びの道 弟子の師に対する「情」は、絶対敬幕、尊崇無雑の絶対随順、その「義」は血縁の父子をも超えて、親子以上の親子、命の契りの上に立つものであった。 弟子がその師に絶対順従するが故に、その師のもつ有り…
古人を友とする 私はだれでも得られる良友を、諸友にお勧め致したいのです。これは、古人を伴とするのです。 一貫不断の努力をつづけて一事に達した人々の伝記は、時の古今をとわず、所の東西をとわず。皆私どもを…
本業の覚悟 自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、とい…
現在に生きる 人は常に、現在の一瞬に生きている。そのほかは我はなく、これを外しては人生はない。 過去はすぎさった現在であり。未来は来ようとする現在である。ただ今に生きる、これが人生である。 現在の一瞬…