義務の読書は意味がない
Release: 2022/05/12 Update: 2022/05/12
義務の読書は意味がない
書物というものは、義務意識で読んだんでは駄目です。義務意識や、見せびらかし根性で読みますと、その本の三分の一はおろか、五分の一の意味も分からないでしまいます。【137】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
見せびらかし根性はまったくないのですが理解するのは簡単ではないと感じますね。
義務意識も若干あるとは思いますが絶対やらなければいけないことでもありません。
せっかく中途半端に学んだからには多少なりと身につかないかな~とは思っています。
修身教授録を読めと言われた時のざわめきときたらないわけですが、今となっては同じところを何度何度も読んでなるほどなるほどとなっているのですから無理やりでも接点があって義務的というのもあながち悪くもない気もします。
とにかく、理解できないこともいずれなるほどとなることもあるので今年は続けてみようと思います。
関連コンテンツ
幸いにも、修行期の良寛の心構えが、いかにきびしく、かつ細やかだったかということを窺うべき、一つの手掛りがあるのです。それは「良寛禅師戒語」と呼ばれるものです。何歳頃にできたものか、おそらく相当の年配…
気分とは妙なもの 人間の気分とうのは妙なもので、一杯いや半杯のご飯でも、その足りないことを他人のせいにしている間は、なかなか我慢しにくいものです。ところが心気一転して、「どの程度こらえることができるか…
卑屈と功利打算 そもそも私達が、一つの徳目を真に徹底的に履み行わんがためには、結局根本において、人格の転換を必要とすると言えましょう。たとえば人が傲慢に振舞うということは、畢竟するに、その人が調子に乗…
理論を真の力に高める そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の…
教育の根本動力 真の教育とは、人材を植え付けることによって、この現実の世界を改革しようとするたくましい意力を、その根本動力とするものでなくてはならぬはずです。【124】 #修身教授録一日一言 #森信三…