自分の「顔」を仕上げる
Release: 2022/10/11 Update: 2022/10/11
自分の「顔」を仕上げる
われわれの一生は、ある意味からは、自分という一人の人間の、いわば面作りのようなもので、われわれは一生かかって、この自分の「顔」という唯一つの面を、仕上げるようなものとも言えましょう。【146】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
血と育ちに根差す人間のあくがたっぷり沁みついています。
まず簡単ではありません。
成長の過程のわずかな期間で沁みついてしまうものがあるんでしょうね。
言葉や行動、考え方など小学校へ上がるまでに形成されるものを生涯背負っていくのです。
この生まれることや育つ環境は自分で選択できるものではありませんからね。
一生を自分一人のためのものと考えると愚痴も出そうですが、次の世代のことを考えるとき、どこからでも多少なりとも変えることによって一族の血も変わっていくようにも感じます。
とにかく日々の行動で継続できることを増やすしかありません。
関連コンテンツ
自立の覚悟を養う 高等小学では、「一刻も早く親のすねかじりから脱して、自立する覚悟をさせる」ということが大切です。これが教育の第一歩です。それ故どんな教課においても、最後のところはそこへ落としておかね…
仕事の心がけ② 本末軽重 次に大切なことは、このような自覚に立って、仕事の本末軽重をよく考えて、それによって事をする順序次第を立てるということです。すなわち一般的には大切なことを先にして、比較的軽いも…
幼児教育において大事な点は、大事な話をーそれは主として民族における伝説的な物語がよいと思うがー幾度も幾度も、手を替え品を替えて倦ことなく、感動をこめて語って聞かせることであって、こうした母親の努力によ…
教えの力 平素の種子まきがなければ、人は逆境に出合ったからとて、にわかに真剣に道を求めるなどというようなことは、まずあり得ぬことといってよいでしょう。そこで結局は、平素の種子まきが根本になるわけです。…
師の教え 自分の一生の目標を何と立てるかということも、結局はその人が、師の人格に照らされて初めて見出されるものであって、人間は師をはなれては、生涯の目標も立たないと言ってよいでしょう。またいかなる書物…