詖辞・淫辞・邪辞・遁辞|2月12日のことです。
詖辞・淫辞・邪辞・遁辞
詖辞(中略)淫辞(中略)邪辞(中略)遁辞(中略)其の心に生じて其の政に害あり。其の政に発して其の事に害あり。(公孫丑上二章)
ひじ(中略)いんじ(中略)じゃじ(中略)とんじ(中略)そのこころにしょうじてそのまつりごとあり。そのまつりごとにはっしてそのことにがいあり。(こうそんいかみにしょう)
【訳】
(言葉は心の表れで、その人の心底が見抜けるものである。だから)一方に偏っている言葉(中略)とりとめのないでたらめな言葉(中略)よこしまな言葉(中略)言い逃れの言葉(中略)が心から生じて口に出るのなら、その人の行う政治には弊害があらわれてくる。そしてその政治が発端になり、さまざまな事柄に弊害があらわれてくる。
2月12日、孟子一日一言の言葉です。
言葉は心の表れ。
心にあるものが言葉となってでる。当然のことです。
これは人の言葉もよく聞いていなければなりませんね。
相手からどういう言葉がでてくるのか。
よく聞いていればなんとなく感じるものがあるものです。
自分自身も気を付けなければなりません。
口から本音でてしまっては人を傷つけるかもしれません。
心から不平不満がなくなれば問題ないんでしょうがなかなか難しいものです。
今日も一日がんばります。