読書の順序
Release: 2022/05/10 Update: 2022/05/10
読書の順序
読書の順序はまず第一には、当代における第一流の人の本を読むこと、その次は古典です。当代の一人者級の人の世界を知らないで、古典を読むということは、私は考え物だと思います。【138】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
有限が時間を考えた時何を読むかということは大事なことですが、凡人の私にとっては教授が進める本を読む他ないとは思いますがいかんせん読むのに時間がかかります。
理解に苦しむものをふむふむと読むわけにはいかず、行ったり来たりしなければまったくわからないからです。
わからなくても読み進めるということはわかっているのですがわからないことがわからないといった具合ですのでそれもまた仕方ないことかもしれません。
伝記を読むという部分ではまずは教授の知ってから、二宮尊徳翁とか宮本武蔵、あともう一つあったはず中江藤樹だったような気がしますがそこから始めることが必要ですかね。
腰骨を立て、読書をし、しっかり挨拶をするなど当たりまえが大事ですから、その辺も忘れずにいきたいところです。
関連コンテンツ
真実の教育 そもそも真実の教育というものは、自分の失敗とつまずきと、後に来る人々に、再び繰り返さすに忍びないという一念から、起こると言ってもようでしょう。【310】 #修身教授録一日一言 #森信三 #…
ここで孔子が「吾十有五にして学に志す」と言われたこの「学」というのは、普通にいわゆる勉強を始めたとか、ないしは書物を教わりだしたなどという程度のことではないようです。それというのも、ここに「志学」と言…
人間は四十までは、もっぱら修行時代と心得ねばならぬということです。現に山登りでも、山頂まではすべてが登り道です。同様に人間も、四十まではいわゆる潜行密用であって、すなわち地に潜んで自己を磨くことに専念…
この「尚友」という言葉は、諸君らにとっては、あるいは耳新しい言葉かと思いますが、これは友を尚ぶという意味で、この言葉は読書と並べて、古来「読書尚友」というふうに使われている言葉であります。げんに松陰先…
四十歳 人生を山登りに喩えますと、四十歳はちょうど山の頂のようなもので、山の頂に立って見ますと、わが来し方も、初めてしみじみと振り返って見ることができると共にまた後半生をいかに生きたらよいかということ…