開かれたるコンミューンを

Release: 2024/05/31 Update: 2024/05/31

機械文明は止まるところを知らず、進歩し発達して、今やわれわれ人間は、しだいに機械によって圧迫せられ、さらに支配せられるようになってきました。このような事態を「人間疎外」という言葉で呼んでいますが、これも機械文明のもたらした弊害の深刻な一面であります。  それに対する対策として一種のコンミューンを形成する他ないと考えるわけで、親しい友人と読書会をもち、はがき通信を出すのもその対策の一つです。

森信三・魂の言葉 二度とない人生を生き抜くための365話

コミューンとは11~13世紀の中世ヨーロッパで、王や領主から特許状により一定の自治権を認められていた都市。

またまた知らない言葉ですね。コンミューンだと検索も難しいですね。しかし、ここでも、もしかしてなどが出てくる。これこそが進化というものなのでしょうね。

AIの進化も留まるところを知らない勢いですね。

しかし、すべてはインターネットという気もします。

家庭でも会社でも外でもインターネットが出来ないというのは大問題になるわけです。

オフラインが不安で仕方ないですよね。

人のコミュニケーションですら、ほとんどインターネットを介して行われるのですからどんどん形が変わっていくのです。

しかも、人間は自然とそちらの便利な方には対応可能ですから逆行することもできない状態ですね。

話は変わりますが、自分の情報に対価が支払われることに違和感を持たないようにするためにはどうしたらいのでしょうかね。

情報を得るために対価が支払われる。また、支払う。

人の情報についてはそのようなことも普通だと思います。

しかし、自分のことになるとね。

ハードルが上がるような気がしていまうというのがあるかもしれません。

そういう気持ちがなくなるほどに真剣に取り組むというのは大事かもしれません。

すごい偉人がいるものですね。本日は諸橋 轍次先生です。

知らなかった。簡単になんでも検索できるようになったりしてもこういう偉人が命がけで調べたり勉強したことが土台になっていることに感謝しなければなりません。

何事も信念をもってやり遂げるという気概が必要ですね。

諸橋 轍次 (もろはし てつじ)  『大漢和辞典』を編纂

【全十三巻に及ぶ『大漢和辞典』の構想は、中国留学時代の漢学研究の苦労がきっかけとなった。こんな辞典があれば、学者の漢学研究にどれほど貢献することか。多くの協力者の支えで、その思いが三十二年の歳月を経て実現した。それは計り知れない犠牲を伴うものであった】

短くまとめられていますがとてつもない苦労がわかりますね。

大事業は一人ではできないですね。しかし一人の信念がなければ同士を集めることは難しいですね。

今日もここまでです。

ありがとうございます。

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