大を養ふ者は大人となる|8月27日のことです。
Release: 2018/08/27 Update: 2018/08/27
大を養ふ者は大人となる
其の小を養ふ者は小人となり、其の大を養ふ者は大人となる。(告子上十四章)
そのしょうをやしなうものはしょうじんとなり、そのだいをやしなうものはたいじんとなる。(こくしかみじゅうよんしょう)
【訳】
つまらない部分(口やお腹)ばかりを養うものは、結局つまらない人間となる。大切な部分(精神)を養うものは、偉大な人物となる。
8月27日、孟子一日一言の言葉です。
心を養わなければいけませんね。
感謝の心が大切です。
心を養うためには本を読んだり、いろんな場にいって他人から学ぶ。
それを自身で自問自答とする。
こういうことが大事ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
豈に仁義の心なからんや 人に存するものと雖も、豈に仁義の心なからんや(中略)旦々に之れを伐る。以て美と為すべけんや。(告子上八章) ひとにそんするものといえども、あにじんぎのこころなからんや。(ちゅり…
人々己れに貴きもの 人々己れに貴きものあり、思はざるのみ。(告子上十七章) ひとびとおのれにとうときものあり、おもわざるのみ。(こくしかみじゅうななしょう) 【訳】 人間は誰も皆自分自身の中に貴いもの…
命を立つる所以 殀壽貮はず、身を修めて以て之れを俟つは、命立つる所以なり。(じんしんかみしゅしょう) ようじゅたがわず、みをおさめてもってこれをまつは、めいをたつるゆえんなり。(じんしんかみしゅしょう…
柳下恵は三公を以て其の介を易へず 柳下恵は三公を以て其の介を易へず(尽心上二十八章) 【訳】 柳下恵は三公(天下を補佐する最高の官職)という立派な地位に誘われても、自分の節操をかえるような人物ではなか…
伊尹の志あらば則ち可なり 伊尹の志あらば則ち可なり。(尽心上三十章) 【訳】 伊尹のような(一点の私心もなく、ただ天下を救うことをのみ思う)志があれば、それでよい。 〇松陰は、「(主君に非道な政治をさ…