不仁なるかな、梁の恵王や|11月20日のことです。
Release: 2018/11/21 Update: 2018/11/21
不仁なるかな、梁の恵王や
不仁なるかな、梁の恵王や。(尽心下首章)
【訳】
不仁であること、梁の恵王は。
○松蔭は、「この一句が全体の骨子である。(土地が欲しいために無用な戦を起こし、自分の愛する子弟太子申まで戦士させてしまった梁の恵王が不仁者であるという)結論は明らかである」と記している。
11月20日、今日の孟子一日一言です。
自分の私利私欲のために、家族、仲間を死なせるというのは不仁です。
不仁はなんらかのかたちで自分に帰ってきます。
気をつけてたいですね。
今日も一日頑張ります。
関連コンテンツ
苟も善を好まざれば 夫れ苟も善を好まざれば、(中略)人を千里の外に距つ。士千里の外に止まらば、(中略)国治まらんことを欲するも得べけんや。(告子下十三章) いやしくもぜんをこのまざれば、(中略)ひとを…
帰すれば斯に之れを受けんのみ 墨を逃るれば必ず楊に帰し、楊を逃るれば必ず儒に帰す。帰すれば斯に之れを受けんのみ。(尽心下二十六章) ぼくをのがるればかならずようにきし、ようをのがるればかならずじゅにき…
必ず礼を以てせんか 礼を以て食へば則ち飢えて死し、礼を以てせずして食へば則ち食を得る、必ず礼を以てせんか。親迎すれば則ち妻を得ず、親迎せざれば則ち妻を得る、必ず親迎せんか。(告子下首章) れいをもって…
伊尹-五たび湯・桀に就きし者 五たび湯に就き、五たび桀に就きし者は、伊尹なり。(告子下六章) ごたびとうにつき、ごたびけつにつきしものは、いいんなり。(こくししもろくしょう) 【訳】 五回も殷の湯王に…
惟だ義のある所のままに 大人は言、信を必とせず、行、果を必とせず、惟だ義の在る所のままにす。(離婁下十一章) 【訳】 (言行一致は美徳ではあるが)徳の高い心ある人は、口にしたことを必ずしも実行するとは…