岐路に立った時|12月5日のことです。
Release: 2018/12/05 Update: 2018/12/05
岐路に立った時
光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして争いなき至境に行きつく。ここに、まことの人生がある。
人の世は、玲瓏玉のごとき輝きにみち、馥郁たる香気に包まれている。我らは、無限の空間と無窮の時間とが切りあったむすびの一点に毅然として屹立して、人生の香気をしずかに呼吸しよう、大宇宙の妙音を心おきなくわが魂に抱きしめよう。
12月5日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
暗黒に飲み込まれはいけませんね。
しっかりと光明に向き直る。大事なことです。
人生は結びの一点というのはそう感じます。
すべてのものが絶妙に成立しているから今ここに私がいる。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人体は、宇宙の運行と共に生き、天地の生成と共に同じ力で息づいている。 肉体は、自分で治る力を持っている。医薬も、その他一切の治病の方法も、だた自然に治る力を旺盛にする方法であるにすぎない。 それをじゃ…
苦難を喜ぶ 苦難は人がその生活を誤って不自然な姿に立ち向かっている時、これを警告してくれる自然の信号である。その符号は、「苦しみ」「なやみ」といった外形をとってあらわれる。従って苦しみがおこったときは…
ものの命を生かす 時計ができあがると、一つの命を持ちます。使う人がそのつもりで使わなくてはならないのです。 自分の周囲にあるものすべて、工人農人のまごころによってつくられたものと思って、そのものの生命…
山も川も海も美しい、鳥も虫も魚も美しい、花も月も雪も美しい。この天然の美しさの中にあって、人ばかりが、どうしてうちふさいでいなければならないのでしょうか。 まず一口語りかけることです。車中であろうと、…
耳という心の関門 聞えぬことを無理に聞こうとして、聞き耳を立てたり、また聞いても聞かぬふりをしたり、耳をとおしてわが心を偽ることは皆、耳の機能をにぶらせ、耳を聞えなくすることである。 「風疎竹に来る …