君子は命と謂はざるなり|12月11日のことです。
君子は命と謂はざるなり
仁の父子に於けるや、義の君臣に於けるや、礼の賓主に於けるや、智の賢者に於けるや、聖の天道に於けるや、智の賢者に於けるや、聖の天道に於けるや、命なれども、性あり。君子の命と謂はざるなり。(尽心下二十四章)
じんおふしにおけるや、ぎのくんしんにおけるや、れのひんしゅにおけるや、ちのけんじゃにおけるや、せいのてんどうにおけるや、めいなれどもせいあり、くんしはめいといわざるなり。(じんしんしもにじゅうよんしょう)
【訳】父子の間の仁、君臣の間の義、客と主人との間の礼、賢者にとっての知性、天道にとっての聖徳、(これらの道徳は誰しも望みどおりにいくとは限らず)これらは天命では、人間の本性に根ざしたものであるので、有徳の君子は天命だとして諦めない(で、あくまで努力を続ける)のである。
12月11日、孟子一日一言の言葉です。
あきらめずに続けていく。
これしかないんですね。
やらなければいけないことは誰しもがわかっているし、よいことだともわかっていても出来ない。
そういう自分がいつか少しでもなくなっていくように努力しなければなりません。
今日も一日がんばります。