正しい心で|3月10日のことです。
Release: 2019/03/10 Update: 2019/03/10
正しい心で
ツバメは春きて、軒端に巣を作り、子を育てて、秋には南に飛んでいく。ミツバチは一団の社会を作って、けんかもしない。どのツバメは不幸でどのミツバチは幸福ということはない。
そうした中に、人間の社会だけは、貧富、貴賤(きせん)の上下の差別があり、そして国の興亡があり、文化の隆替(なみ)があります。
これはどうしたわけでしょうか。それは人間に限って、わがままをすることが出来るからです。
自分のわがまま勝手を取り去ることが、正しい心にもどることで、同時に苦難を取り去る道です。
3月10日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)で言葉です。
人間だけがわがままを許されている。
たしかにそうかもしれませんね。
虫も植物も動物も貧富ということを自分で感じることもないし。
人間は感じる心をもっていることによりいろんな経験をします。
わがまま心はなくらないけど抑えることはできるわけですからがんばりたいです。
今の苦難もわがまま自分勝手から来たことなんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
信じれば成る 憂えるのは疑うからである。あぶないから憂えるのではない。憂えるから失敗する。 病気は恐れ憂えるから長びく、重くなる。事業は憂えるから崩れる。農業のような自然力によった仕事でも憂えるから実…
真実は心の中にあり 物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。 高い所の上がって見下ろしてみる…
商品は我が子 農家は、お米や麦や豆を我が子のように可愛がり、はじめてよい収穫がえられます。だと致しますと、あなたの商品は何ですか?あなたの店にある間、あなたの家族だし、子や孫です。心から可愛がり大切に…
苦難を喜ぶ 苦難は人がその生活を誤って不自然な姿に立ち向かっている時、これを警告してくれる自然の信号である。その符号は、「苦しみ」「なやみ」といった外形をとってあらわれる。従って苦しみがおこったときは…
人生の四苦の意味 いわゆる人生の四苦の第一、肉体の苦痛は、精神のゆがみ、生活の不自然の影にすぎぬ。 第二、物質についての悩みは、いやしい欲心のかたまりの反映である。物の欠乏は、心の欠乏の影である。 第…