大人の事あり、小人の事あり|3月17日のことです。
Release: 2019/03/17 Update: 2019/03/17
大人の事あり、小人の事あり
大人の事あり、小人のことあり。(滕文公上四章)
たいじんのことあり、しょうじんのことあり(とうぶんこうよんしょう)
【訳】
(世の中には)人の上に立って政治をする(人君などのような)大人の仕事もあれば、下にあって、色々なものを作る(農工商のような)小人の仕事もある。
孟子一日一言、3月17日の言葉です。
仕事はさまざまにありますね。
大人の仕事も小人の仕事も仕事に違いはありませんね。
いかに自分自身が仕事に誠実であるかが大事な気がします。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
良能・良知 人の学ばずして能くする所のものは、その良能なり。慮らずして知る所のものは、其の良知なり。(尽心上十五章) ひとのまなばずしてよくするところのものは、そのりょうのうなり。おもんばからずしてし…
父も得て子とせず 書に曰く、載を紙みて瞽瞍に見ゆ、虁々として斉栗す、瞽瞍も亦允とし若へりと。是れを父も得て子とせずと為す。(万章上四章) しょにいわく、ことをつつしみてこそうにまみゆ、ききとしてせいり…
否定の価値 そもそも精神というものは、それが真に伸びるためには、必ずや何らかの意味において、一種の否定を通らなければなりません。すなわち、この否定という浄化作用、すなわち自己反省というものを通らずに伸…
蓋し帰りて虆梩を反して之れを掩へり。之れを掩へること誠に是ならば、則考子仁人其の親を掩ふことも亦必ず道あらん。(滕文公上五章) けだしかえりてるいりをはんしてこれをおおえり。これをおおへることまことに…
心のスイッチ 自分の物と思いこんでいた肉体は我が体ではなかった、偉大極まりもない大自然の生んだ命であった。 ここに気がついて、一切の気がかりをすっぱり投げ捨てた時、自己の存在が実になる。 命が自覚し、…