仕事は自己向上の場|2月8日のことです
Release: 2018/02/08 Update: 2019/01/12
わが命はどこにあるのか、わからぬ。が、もの思えばそこに生命があり、体を動かせばそこに生命が動く。
酒色におぼれてうつつをぬかせば、己はすでにそうした生命であり、ハンマーをとりクワをふるって職場に立てば、そこに生命がふるい立つ。
空白自在のいのちは、どこにもってゆくも自由である。
いやしくも自分向上を願うならば、どこに自分を置こうとするのか、仕事にほかになかろう。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)2月8日のことです。
もし、仕事がないとなったらどうなるんでしょうか。
考えてみると、すべては仕事からなりたっているかもしれません。
仕事のない人生を考えてみると空白しかないですね。
良く仕事ばっかりして趣味がないとかいうことがありますが、ずっと仕事をしていければそれでいいんじゃないかとも思います。
自分自身の向上を願わない人はあんまりいないと思います。
そうなると仕事を一生懸命するしかありませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
生き物を愛する心 屋敷の中に寄ってきた動物は、それが何であろうと、いじめぬように可愛がっていきたいものです。 チョウ、ハチ、アブ、ガ、小虫、二~三坪の庭にでも、いろいろの動物がやって来て、にぎやかなこ…
昔から食卓は、一家だんらん、愛和の中心でありました。 食事を整える側の方々は、一度の料理がどのように大切なものであるか深く心にとめていただきたい。 心から御飯をたいて、最新の注意をして副食物を作るよう…
和は万物存在の原理 和は、芸術倫理の根底であり、万物存在の原理である。 和とは、一切物がその姿にあること、その位置にあること。 そして、それぞれの場を得てその全にある時、多ければいよいよ多く美しく、少…
その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。 そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。 他にない時、またとない所、そしてそれだけ…
陰のかまえ 陰のかまえというのは、一切を受け容れて、対立しない。すべての我を与えて、我なき心境、これは存在の窮極である。 対者がなくなるので、全一におり、統体の真に還る。すべてが我となって、すべてが身…