競争相手は自分自身|4月5日のことです。
Release: 2019/04/06 Update: 2019/04/06
競争相手は自分自身
人に負けまい、劣るまい、とする心こそ向上の推進力でしょう。
それではだれと徒競走したらよいか。一番近い競争の友を申し上げましょう。ほかでもありません、自分自身なのです。今朝の自分であり、昨日の自分であり、一か月前の自分、一年前の己自身なのです。日々反省し、月々自省して、負けてなるものかと、まっしぐらに進んでいきましょう。こうした反省と努力とをもった勉強を一か月続けてごらんなさい、一年続けてごらんなさい。数年続けてごらんなさい。我ながらその進歩に驚くでしょう。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月5日の言葉です。
人間は競争というものが無いといけませんね。
何かをバネにしていくことは大事なことです。
後退するような自分ではいけませんね。
常に前進していく。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
位・徳を以てす 位を以てすれば則ち子は君なり、我れは臣なり、何ぞ敢へて君と友たらんや、徳を以てすれば則ち子は我れに事ふる者なり、奚ぞ以て我れと友たるべけんや。(万章下七章) くらいをもってすればすなわ…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
万物には心がある 物は生きている。万物には心がある。物には、我等同胞と同じように敬愛の心を持って接せねばならぬ。 これを知り行なうとき、人は初めて、物から好まれ、恵まれ、助けられる。 わが心の反射鏡の…
卒未だ親附(しんぷ)せざるに而もこれを罰すれば則ち服せず。服せざれば則ち用い難きなり。(行軍) 卒未親附而罰之則不服。不服則難用也。(卒已親附而罰不行、則不可用也。) 「兵士がまだなついていないのに、…
芸術道は鍛錬道 すべて我が国に生まれた芸術道は、いずれも捨我精進の鍛錬道でないものはありません。我が書道もまた、至純なり滅私錬成の芸術道であることは、いうまでもありません。 まず、机の前に端座する、筆…