後には引かぬ覚悟|5月6日のことです。
Release: 2019/05/06 Update: 2019/05/06
後には引かぬ覚悟
「びんぼう」の苦しさ、これは実は自分で苦しんでいるので、苦しみそのものがあるのではない。
配給をうける金がない・・・ではおことわりしよう。今夜のパンがない・・・では食べずに水を飲んでいよう。
これだけの落ち着きをもって、その場・その時にどかんと坐って、「一歩も後には引かぬぞ」と平気で暮らしていれば、必ず道が開ける。常に開ける。これは、わが民族の生活体験である。
「窮すれば通ず」出家・雲水の修行も、これをつかむが一つの目的である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月6日の言葉です。
一歩も引くことがない心構えが持てないからいろんな不幸も起きるんでしょうね。
やはり、信念や希望を持つことがそういう心構えをつくるものだと思います。
道が開くというのはそういう人に起きるもの。
先々を見て憂えるのではなく希望をもって一歩も引かない。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
大声で笑って深呼吸 糸のもつれが、なかなか解けぬ。糸口すら見つからぬ。だから一ぷくだ。大声で笑って深呼吸をして、ゆっくり解きほぐそう。どこに行ってみても見つからぬ。ありそうだと思うと、するりとはずれる…
真剣さの欠如 自分がこの世の中へ人間として生まれて来たことに対して、何らの感謝の念がないということは、つまり自らの生活に対する真剣さが薄らいで来た何よりの証拠とも言えましょう。【21】 #修身教授録一…
凡そ此の六者は、地の道なり。将の至任にして、察せざるばからざるなり。(地形) 凡此六者、地之道也。将之至任、不可不察也。 「以上のべた六項目(通、挂、支、隘、険、遠)が、地形に応じた戦い方の原則である…
危機に直面したとき 何十年間築き上げた事業が、ここ数日の 後人手に渡るというところに、たずねて来た旧友があった。ようすを一通り聞いた後、面を輝かして言った。「はだか一貫で始めたことじゃないか。全部捨て…
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…