欠点に気付く
Release: 2022/04/18 Update: 2022/04/18
欠点に気付く
人間というものは、自分の欠点に気付き出した時、ある意味では、すでにその欠点を越えようとしつつあるといってもよいでしょう。【238】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
実際自分の欠点をあげるときりがないほどなんですが、越えていくようには実際まったく思えないわけです。
迷いや葛藤が常にあり、人の言葉や本などにより右往左往している状態ですね~。
孔子様のいうような四十にして惑わずなどには到底たどりつける気は一切しないのです。
気づくことで改善して初めて多少なりとも変わるということはあるのでしょう。
公ということも教授は言っています。
真の志は公を考えた時に湧き出るということです。
公というのは国ということだと理解してしまいますがどうなんでしょう。
ミサイルを撃ち込まれてからでは遅いですよね。
関連コンテンツ
偉大さをつくる素材 人間の偉さというものは、大体二つの要素から成り立つと思うのです。すなわち一つは、豊富にして偉大な情熱であり、次には、かかる豊富にして偉大な情熱を、徹頭徹尾浄化せずんば已まぬという根…
気品と働きー真の気品というものは、決して単なる生まれつきだけではなく、それはやはり長い年月にわたる、その人の心がけと修養によって磨き出されるものであって、それでなくては真の味わいはないわけです。同様に…
不遇を鍛錬の機会とする 下坐行ということは、その人の真の値打以下のところで働きながら、しかもそれを不幸としないばかりか、かえってこれをもって、自己を識り自分を鍛える絶好の機会と考えるような、人間的な生…
理論を真の力に高める そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の…
天命を受け入れる① 私の考えによりますと、われわれ人間というものは、すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、そこに好悪の感情を交えないで、素直にこれを受け入れるところに、心の根本態度が確立…