自分の道を切り開く
Release: 2022/05/27 Update: 2022/05/27
自分の道を切り開く
上級学校へ行ける人は、大いに行くがよろしいが、上級学校へ行けないからと言って、決して失望は無用です。いわんや落胆をやです。さらにいわんや、自暴自棄に陥るにおいてをやです。人間の真の強さというのものは、このような場合、決然として起ち上って、自分道を雄雄しく切り開いていくところにありましょう。【101】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
真実の生活はどうような生活かということですが教授の悲しみのような部分を感じると最後にありました。
このような言葉一つとっても、伝記というものが大切だと感じます。
幼い時や自分自身の経験から上を目指すばかりではいけないと言っているのですね。
常に今の時間を真実に生きることが大切というのは、一分一秒を大切にそしてまた突き詰めることだということでしょうか。
自分を深く観察して常に問答を繰り返すことが大切だと感じました。
今出来ることをしっかりとやることです。
関連コンテンツ
人の話は一番前で聞け 念のために、ついでにちょっと申しておきますが、人の話を聞くときは、後の方で聞くと、どうしても批判的になりやすいのです。(中略)これに反して、一番前の席で聞くのは信受の態度です。そ…
優れた師①叱らずして悦服(えっぷく)させる 本当に偉い方というものは、そうみだりに声を荒げたて、生徒や門弟を叱られるものではないのです。第一にその必要がなかろうと思うのです。 大声で生徒を叱らねばなら…
私がここに「三十年」という題を掲げたのは、実は人生の正味というものは、まず三十年くらいなものだという意味です。実際人間も三十年という歳月を、真に充実して生きたならば、それでまず一応満足して死ねるので…
最初に結果を求めるな① およそ人間というものは、できるかできないかは、生涯を賭けてやってみなければ分かるものではないのです。ですから、できるかできないかは、一生の最後に至って初めて分かるわけです。【3…
人間苦しい目に出逢ったら、自分をそういう目に遭わせた人を恨むよりも、自分のこれまでの歩みの誤っていたことに気がつかねばなりません。かくして初めて自分の道も開けるのです。また人間の内面的な強さや、しなや…