生命の糸|3月23日のことです。
Release: 2018/03/23 Update: 2018/03/23
春風をはらんで、青空高く、いくつかのタコがあがっている。タコは風のまにまに上がったり下がったりおよぎまわっている。しかし、いつも一本の糸によって持ち主の手につかまれている。
人もまたこのように、造物主によって、グイとつかまれているものがある。それは生命の糸(根元)である。
この糸は、目にみえない。しかし、脈うっておる、大宇宙と同じリズムで。これをいき(息)という。これが造物主(大宇宙)より、人間につらなる生命の根であり、連絡の糸である。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)3月23日の言葉です。
息が重要なのは当たり前なんですがこれは当たり前すぎてすぐに忘れてしまいます。
それが糸と言うの確かにそうかもしれませんね。
息が出来なければ瞬く間に死んでしまいます。
この重要さを忘れる。
しっかりと深呼吸してこのありがたさを感じなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
他界の太陽 物がそのままの相(すがた)にある。これを存在という。存在の動(積極)の面、これを「はたらき」といい、静(消極)のがわ、これを「やすらい」という。 「はたらき」の目標がきまり、軌道に乗った態…
人体は、宇宙の運行と共に生き、天地の生成と共に同じ力で息づいている。 肉体は、自分で治る力を持っている。医薬も、その他一切の治病の方法も、だた自然に治る力を旺盛にする方法であるにすぎない。 それをじゃ…
玉のごとき心で 家庭に暗影をなげるものは、不平等であり、わがままであり、怒りである。これらがつのってくると、争いとなる。 争いは、自分一人を中心としてものごとを考えることから出発する。人をさげすみ、人…
じっと待機する 冬は葉もふるい落し、枝もはだかになったような植物、枯れたように見える草木などは、実は衣更えの最中である。ゆびも凍るような高山の霧氷にとさされた木々の小枝、何とすさまじいがんばりだろうか…
耳という心の関門 聞えぬことを無理に聞こうとして、聞き耳を立てたり、また聞いても聞かぬふりをしたり、耳をとおしてわが心を偽ることは皆、耳の機能をにぶらせ、耳を聞えなくすることである。 「風疎竹に来る …