人間形成の三大要素
人間形成の三大要素
人が自分を内省して、少しでも自分の真実の姿を求めるようになるには、まず道を知るということと、次には苦労するという、この二つのことが大切だと思うのです。
すなわち人間は、道すなわち教えというものに出合わないことには、容易に自分を反省するようにはならないものです。しかしながら、人間が深く自己の姿を顧みるには、どうしても人生の現実に突き当たらねばならぬわけです。
言い換えれば、人生の苦労をなめることが必要でしょう。すなわち、単に道を聞いたり本を読んだりしているだけでは、教えはなお向こう側に掲げられた図式にとどまって、未だ真に自分の姿を照らして、その心の悩みを消し去るほどの力を持つに至らないわけです。
かくして人間は、その人の生まれつき、すなわち先天的な素質と、道または教えと、もう一つ人生の苦労というこの三つは、人間のでき上るうえに、欠くべからざる三大要素と言えましょう。
修身教授録
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自分の内省する時間というのはいつがいいのかという問題があります。
失敗した時というのは、内省の大チャンスともいえますね。
痛手が深いほど内省も重いものになります。
この内省も後悔とか人のせいにするような状態になるというのは内省ではないですね。
客観的になるということが大切だと思います。
しっかりと考えることが大切ですし次に生かすことが大切ですね。
とにかく苦労するんですね。
それがいいんだと思います。
その時チャンスが来たと思えれば吉です。