衣食の心くばり 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

やや極端ないい方ですが、「都会は人生の墓場なり」とも言えましょう。それでは現在までに都会地に身を置くものとしては、これに対していったいどのような考え、また如何に対処したらよいでしょうか。そのひとつの対策として、子どもに菓子を与えるにしましても、チョコレートとかビスケット、シュークリームというような、甘味のつよいものはなるべく避けるようにして、これに代えるに塩せんべいとか、あるいは黒砂糖とかというように、すべて田舎風の素朴なものを以ってするように、その選択を誤らぬということでしょう。あるいはまた衣服などもなるべく質素にして、つねに隣近所の子どもより、やや質素なものを着させさせるだけの聡明さと勇気を、母親たる人が忘れぬことが大切でしょう。また食事にしましても、半搗米あるいは麦飯等にし、またなるべく野菜を多くして肉類を少なくするとか、あるいはまた調味になるべく砂糖の量を少なくするなど、色々と工夫の仕方がありましょう。さらにまた一般に外出の度数を少なくして、とくに百貨店などへは、相当の年頃に達するまでは、幼い子どもはなるべく連れて行かない方針を樹てるということなども、真に子どもの将来を思う親としては、深い思いやりといえましょう。
多くの人々から、偉い方と崇められるような人は、決してひとりでそうなられたのではなくて、そこには実に血の滲むような代償を支払っていられればこそ、かくも人々から仰がれるようになられたわけであります。そしてその代償とは、結局これを一口に申せば、人の世の苦労、辛酸といってもよいでしょう。もちろん人間はただ苦労さえすれば、それでみな偉くなるとは限りません。苦労も正しく致しませんと、かえって人間がひねくれたりいじけたりすることも、世間には決して少なくないからであります。が同時にまたどんなに立派な質素の人でも、何らかの意味で人の世の苦労をなめないことには、真の人間にはなりにくいと言うのが、古今東西まずは動かぬところといってよいでしょう。
この女性のための修身教授録は、修身教授録と同じように先生が授業をしてるのを学生がメモして出来たものだと思いますが、どのような気持ちでこれをメモしたのでしょうね。
このころから砂糖に対する弊害を感じていたのでしょうか。
健康のためにはとてもいいことだと思います。
肝臓の本を読むといかに砂糖、白米、小麦が肝臓に与える影響が多いことかと思います。
健康の面からいうと戦時中は実は日本人は健康になったのかもしれません。
砂糖というものも麻薬みたいなもので禁断症状までは出ませんが、いかに依存していたかわかりますね。
糖質を抑えていきます。
甘い飲み物が肝臓を殺す
こういう本を読んでいかに自分の肝臓がまずい状態であるか認識しています。
どんなに運動してもくすりを飲んでも肝臓をどうにかしない限りは解決しないということですね。
相当自分の肝臓が末期的な脂肪肝ということが分かります。
脂肪肝炎になるのも時間の問題です。
黄色信号を無視している状況ですね。
さらに読み進めていきます。
今日もはここまでです。
ありがとうございます。
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