一人一人の将来を案じて 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

Release: 2025/04/21 Update: 2025/04/21

わたくしという人間は、どうも妙な性分でありまして、相手の人をただ相手の人として眺めていることができず、とかくその人の生き方について考えずにはいられないのであります。つまりおせっかい好きといえば、確かにおせっかいな性分とも申せましょう。わたくし時々反省してみて感じることですが、教師などという仕事は、ある意味ではおせっかいな人間のすることではないかと考えてみるのです。もっともわたくしはご承知のように、形の上ではあなた方に対して、ほとんどおせっかいらしいおせっかいをしたことはありません。しかしそれはただ現われた形だけのことでありまして、わたくしの本性はおせっかい屋なのであります。

 それ故あなた方一人一人の将来が、気にかかってならないのであります。現に、修身の教科書がありながらそれに拠らない、かような勝手な講義をするということ自身が、実にわたくしのおせっかい性を淵源すると言ってもよいでしょう。

最後になりました。結構長い戦いになってしまいました。

女性のための修身教授録は今の時代にそぐわないところもあるかもしれませんが、根本的にはこの先生の愛情深い最後の言葉でOKだと感じます。

おせっかいな人も今では絶滅危惧種のようになってしまったかもしれません。

この文章から、先生の人間性と教育に対する真摯な姿勢が強く伝わってきます。

先生は、自身を「おせっかい好き」と謙遜しながらも、学生一人ひとりの将来を真剣に案じる姿が印象的です。

従来の修身の教科書にとらわれず、学生の心に響く独自の講義を行う背景には、彼女たちの未来を切り開いてほしいという願いが込められているのでしょう。

「教師という仕事は、ある意味でおせっかいな人間のすること」という言葉には、教師という職業に対する著者の深い洞察が感じられます。

単に知識を教えるだけでなく、学生の人生に関わり、導いていくことこそが教師の役割であるという信念が伝わってきます。

この文章は、教師と学生という関係性を超え、人間と人間との深い繋がりを感じさせます。

先生の温かい眼差しと、学生たちの未来への願いが込められた言葉は、読者の心を揺さぶる力を持っています。

現代社会においても、このような人間味あふれる教育が求められているのではないでしょうか。

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内容的にはとても似ていますのでちょっと読みあきる感じがありますね。

体も会社も常に健康チェックが大切ですね。

がんばりたいところです。

とにかく甘い飲みもはもう飲みません。

今日もはここまでです。

ありがとうございます。

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