大吏怒りて服せず、敵に遇えば懟(うら)みて自ら戦い、将は其の能を知らざるを崩と曰う。(地形)|5月30日
大吏怒りて服せず、敵に遇えば懟(うら)みて自ら戦い、将は其の能を知らざるを崩と曰う。(地形) 大吏怒而不服、遇敵懟而自戦 ・・・
大吏怒りて服せず、敵に遇えば懟(うら)みて自ら戦い、将は其の能を知らざるを崩と曰う。(地形) 大吏怒而不服、遇敵懟而自戦 ・・・
吏強く卒弱きを陥(かん)と曰う。(地形) 吏強卒弱曰陥。 「前文とは逆に、将校たちが強くて兵卒が弱い場合を、陥という」” ・・・
卒強く吏弱きを弛(し)と曰う。(地形) 卒強吏弱曰弛。 「部隊内で、兵卒が強くて上の将校たちが弱いのを”弛”という」”卒 ・・・
夫れ勢い均しきとき、一を以て十を撃つを走と曰う。(地形) 夫勢均、以一撃十曰走。 「彼我両軍の勢力が拮抗しているとき、一 ・・・
兵には走る者有り、弛む者有り、陥る者有り、崩るる者あり、乱るる者有り、北ぐる者あり。(地形) 兵有走者、有弛者、有陥者、 ・・・
凡そ此の六者は、地の道なり。将の至任にして、察せざるばからざるなり。(地形) 凡此六者、地之道也。将之至任、不可不察也。 ・・・
遠形は、勢い均(ひと)しければ以て戦いを挑み難し、戦わばすなわち利あらず。(地形) 遠形者、勢均難以挑戦。戦而不利。 「 ・・・
険形は、我先ずこれに居(お)らば、必ず高陽に居りて以て敵を待つ。若し敵先ずこれに居らば、(地形) 険形者、我先居之、必居 ・・・
隘形(あいけい)は、我先ずこれに居らば、必ずこれを盈(み)たして以て敵を待つ。若(も)し敵先ずこれに居らば、(地形) 隘 ・・・
我出でて利あらず、彼も出でて利あらざるを支と曰う。支形(しけい)は、敵、我を利すと雖も、 我出而不利、彼出而不利曰支。支 ・・・
以て往(ゆ)くべく、以て返り難きを挂と曰う。挂形は、敵に備え無ければ出でてこれに勝つ。 可以往。難以返曰挂。挂形者、敵無 ・・・
我以て往(ゆ)くべく、彼以て来たるべきを通と曰(い)う。通形(つうけい)は、先ず高揚(こうよう)に居りて糧道(りょうどう ・・・
身、道を行はざれば 身、道を行はざれば、妻子に行われず。人を使ふに道を以てせざれば、妻子に行ふこと能わず。(尽心下九章) ・・・
国の師に貧(ひん)するは、遠く輸(おく)ればなり。遠く輸れば、則ち百姓貧(まず)し。(作戦) 国之貧於師者、遠輸。遠輸則 ・・・
歳を罪することなくんば 王、歳を罪することなくんば、斯に天下の民至らん。(梁恵王上三章) おう、としをつみすることなくん ・・・
争地には則ち攻むること無かれ。(九地) 争地則無効。 「争地ではムリに攻撃してはならない」”争地”とは、敵でも味方でも、 ・・・