善く戦う者は、不敗の地に立ちて、敵の敗るるを失わざるなり。(軍形)|2月12日
善く戦う者は、不敗の地に立ちて、敵の敗るるを失わざるなり。(軍形) 善戦者、立於不敗之地、而不失敵之敗也。 「戦争に巧み ・・・
善く戦う者は、不敗の地に立ちて、敵の敗るるを失わざるなり。(軍形) 善戦者、立於不敗之地、而不失敵之敗也。 「戦争に巧み ・・・
故に其の戦い勝ちて忒(たが)わず。忒わずとは、其の措く所、必ず勝つ。已に敗るる者に勝つなり。(軍形) 故其戦勝不忒。不忒 ・・・
古(いにしえ)の所謂善(いわゆるよ)く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者の勝つや、(軍形) 古之所謂善戦者、 ・・・
秋亳(しゅうごう)を挙ぐるも多力と為さず。日月(じつげつ)を見るも明目と為さず。雷霆(らいてい)を聞くも恥耳(そうじ)と ・・・
勝ちを見ることは衆人の知る所に過ぎさるは、善の善なる者に非ざるなり。(軍形) 見勝不過衆人之所知、非善之善者也(戦勝而天 ・・・
勝つべからざるは守るなり。勝つべきは攻むるなり。守るは則ち足らず。 不可勝者守也。可勝者攻也。守則不足。(攻則有餘。善守 ・・・
勝ちは知るべくして、為すべからず。(軍形) 勝可知、而不可為。 「勝利は予見することはできる。だが、勝利を無理に作り出す ・・・
昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。(軍形) 昔之善戦者、先貸不可勝、以待敵之可勝。( ・・・
彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負(いっしょういっぷ)す。(謀攻) 知彼 ・・・
勝ちを知るに五有り。以て戦うべきと以て戦うべからざるとを知る者は勝つ(謀攻) 知勝有五、知可以戰與不可以戰者勝。(識衆寡 ・・・
三軍すでに惑い且つ疑わば、則ち諸侯の難至らんかな。是を軍を乱し勝ちを引くと謂う。 三軍既惑且疑、則諸侯之難至矣、是謂乱軍 ・・・
三軍の権を知らずして、三軍の任を同じくすれば、則ち軍士疑うかな。(謀攻) 不知三軍之権、面同三軍之任、則軍士疑矣。 「第 ・・・
令素(れいもと)より行われて、以て其の民を教うれば、則ち民服す。(行軍) 令素行、以教其民、則民服。(令不素行、以教其民 ・・・
これを策(はか)りて得失の計を知り、これを作(おこ)して動静の理を知り、これを形して死生の地を知り、 策之而知得失之計、 ・・・
一日に二回揮毫(きごう)する 起床・洗面の後、東天を拝し、おもむろに筆硯(ひっけん)に対して正坐揮毫(せいざきごう)の三 ・・・
凡(およ)そ兵を用(もち)うるの法、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。(諜攻) 凡用兵之法、全国為上、破国次 ・・・