丸山敏雄

職場は神聖な舞台|1月13日のことです。

丸山敏雄 2018/01/13公開

人生真の喜びは、働きにある。真の働きは、己の聖職のほかにはない。ただ清き天職の中にある。その働きこそ、人生最高至上の喜びである。 このはたらきの前には病も消え失せ、貧乏は姿は消し、その他一切の不幸が陽 ・・・

あいさつは誠の先手|1月12日のことです。

丸山敏雄 2018/01/12公開

「あいさつは誠の先手」と申します。すべて「後手はまけ」、と相場が定まっております。 先手、それはトリックや、さぐりや、用心の手ではありません。思いやりの、親切の、敬愛の先手、これはまずあいさつからです ・・・

宝は託されている|1月11日のことです。

丸山敏雄 2018/01/12公開

現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者はまちあぐんでいる。 ただ己が、それを知 ・・・

病気は心の浄化作用|1月10日のことです。

丸山敏雄 2018/01/10公開

人体は、宇宙の運行と共に生き、天地の生成と共に同じ力で息づいている。 肉体は、自分で治る力を持っている。医薬も、その他一切の治病の方法も、だた自然に治る力を旺盛にする方法であるにすぎない。 それをじゃ ・・・

唯一不抜の存在|1月9日のことです。

丸山敏雄 2018/01/09公開

まことに、人の優越があるのではない、上下尊卑があるのではない。またその能力にも、技芸にも、甲乙があり品評されるようなものではない。 人がその正常心にあって、その全に生き、その満に働くとき、その人は常に ・・・

信ずれば成る|1月8日のことです。

丸山敏雄 2018/01/08公開

憂えるのは疑うからである。あぶないから憂えるのではない。憂えるから失敗する。 病気は恐れ憂えるから長びく、重くなる。事業は憂えるから崩れる。農業のような自然力によった仕事でも憂えるから実りが悪くなる。 ・・・

正しい姿勢|1月7日の言葉です

丸山敏雄 2018/01/07公開

芸道については、どんなことを学ぶにしても、まず大切なことは姿勢です。 剣道、柔道、弓道など日本に古くから伝来した武道はもちろんのこと、近頃盛んになったスポーツも、茶の湯・生花・音楽など、皆姿勢がやかま ・・・

一度の人生|1月6日の言葉

丸山敏雄 2018/01/06公開

人生はただ一度である。やり直しがきかない。 その一度を、いかに小さくこじんまりと破綻なく送ろうとするか、いかに大きく万世に響く偉大なる生き方をしようとするか、まこと自由である。 いかほど大きい望みを抱 ・・・

成就の秘訣|1月5日のことです。

丸山敏雄 2018/01/05公開

「成就の秘訣」、それは別に変ったことがあるのではない。思い立ったらやめない、出来上がるまで止めないということである。 どうしたら、続けることが出来るのであろうか。続けるといっても、実は、繰りかえして繰 ・・・

本業の覚悟|1月4日のことです。

丸山敏雄 2018/01/04公開

自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、という覚悟がなく ・・・