博・詳・約|5月29日のことです。
博・詳・約 博ろく学びて詳らかに之れを説くは、将に以て反って約を説かんとするなり。(離婁下十五章) ひろくまなびてつまびらかにこれをとくは、まさにもってかえってやくをとかんとするなり。(りろうしもじゅ ・・・
博・詳・約 博ろく学びて詳らかに之れを説くは、将に以て反って約を説かんとするなり。(離婁下十五章) ひろくまなびてつまびらかにこれをとくは、まさにもってかえってやくをとかんとするなり。(りろうしもじゅ ・・・
自得せんことを欲す 君子は其の之れを自得せんことを欲するなり。(離婁下十四章) くんしはそのこれをじとくせんことをほっするなり。(りろうしもじゅうよんしょう) 【訳】 心ある立派な人は、道なるものを自 ・・・
惟だ死を送る、以て大事に当つべし 生を養ふ者は以て大事に当つるに足らず、惟だ死を送る、以て大事に当つべし。( 離婁下十三章) せいをやしなうものはもってだいじにあつるにたらず、ただしをおくる、もってだ ・・・
惟だ義のある所のままに 大人は言、信を必とせず、行、果を必とせず、惟だ義の在る所のままにす。(離婁下十一章) 【訳】 (言行一致は美徳ではあるが)徳の高い心ある人は、口にしたことを必ずしも実行するとは ・・・
仲尼は已甚だしきことを為さざる者なり 仲尼は已甚だしきことを為さざる者なり。(離婁下十章) ちゅうじははなはだしきことなさざるものなり。(りろうしもじゅっしょう) 【訳】 孔子は極端なことは決してされ ・・・
人の不善を言はば 人の不善を言はば、当に後患を如何すべき。(離婁下九章) ひとのふぜんをいわば、まさにこうかんをいかんすべき。(りろうしもきゅうしょう) 【訳】 むやみに他者の不善を口にしていれば、必 ・・・
為さざるありて 人、為さざるありて、而る後に以て為すあるべし。(離婁下八章) ひと、なさざるありて、しかるのちにもってなすあるべし。(りろうしもはっしょう) 【訳】 人は、不正不義は絶対にしない、とい ・・・
涵育薫陶 養とは涵育薫陶して其の自ら化するを俟つを謂ふなり。(離婁下七章) ようとはかんいくくんとうしてそのみずからかするをまつをいうなり。(りろうしもななしょう) 【訳】 養うとは、仁の徳でうるおし ・・・
非礼の礼、非義の義 非礼の礼、非義の義は、大人は為さず。(離婁下六章) ひれいのれい、ひぎのぎは、たいじんをなさず。(りろうしもろくしょう) 【訳】 形式的には礼に似ているが、実際には、礼に合わない礼 ・・・
君、仁なれば 君、仁なれば(民)仁ならざるはなく、君、義なれば義ならざるはなし。(離婁下第五章) きみ、じんなれば(たみ)じんならざるはなく、きみ、ぎなればぎならざるはなし。(りろうしもだいごしょう) ・・・