我戦いを欲せざれば、地に画（えが）きてこれを守るも、敵、我と戦うことを得ざるは、（虚実）｜3月5日
孫子・呉子 2020/03/05公開
我戦いを欲せざれば、地に画（えが）きてこれを守るも、敵、我と戦うことを得ざるは、（虚実） 我不欲戦、画地而守之、敵不得与我戦者、（乖其所之也。） 「前の例とは反対に、こちらが戦いたくないと思ったら、た ･･･
孫子
我戦わんと欲すれば、敵、塁を高くし溝を深くすと雖も、我と戦わざるを得ざるは、（虚実）｜3月4日
孫子・呉子 2020/03/04公開
我戦わんと欲すれば、敵、塁を高くし溝を深くすと雖も、我と戦わざるを得ざるは、（虚実） 我欲戦、敵雖高塁深溝、不得不与我戦者、（攻其所必救也。） 「わが軍が戦いたいと思えば、たとえ敵が砦の壁を高く積み重 ･･･
進みて禦（ふせ）ぐべからざるは、其の虚を衝けばなり。退きて追うべからざるは、（虚実）｜3月3日
孫子・呉子 2020/03/03公開
進みて禦（ふせ）ぐべからざるは、其の虚を衝けばなり。退きて追うべからざるは、（虚実） 進而不可禦者、衝其虚也、退而不可追者（速而不可及也。） 「進撃して行って敵がそれを防ぎきれないのは、敵の虚をつくか ･･･
善く攻むる者は、敵其の守る所を知らず。善く守る者は、敵其の攻むる所を知らず。（虚実）｜3月2日
孫子・呉子 2020/03/02公開
善く攻むる者は、敵其の守る所を知らず。善く守る者は、敵其の攻むる所を知らず。（虚実） 故善攻者，敵不知其所守；善守者，敵不知其所攻。（微乎微乎、至於無形、神乎神乎、至於無声、故能為敵之司命。） 「攻撃 ･･･
千里を行きて労せざるは、無人の地を行けばなり。攻めて必ず取るは、（虚実）｜3月1日
孫子・呉子 2020/03/01公開
千里を行きて労せざるは、無人の地を行けばなり。攻めて必ず取るは、（虚実） 行千里而不労者、行於無人之地也。攻而必取者、（攻其所不守也。守而必固者、守其所不攻也。） 「千里の遠い道のりを行軍しても疲れな ･･･
能く敵人にして自ら至らしむるは、これを利すればなり。（虚実）｜2月28日
孫子・呉子 2020/02/28公開
能く敵人にして自ら至らしむるは、これを利すればなり。（虚実） 能使敵人自至者、利之也。（能使敵人不得至者、害之也、故敵供能勢之、飽能識之、安能動之,出其所不趨,趨其所不意。） 「敵を引き寄せるためには ･･･
凡そ先に戦地に処りて敵を待つ者は、佚（いっ）し、後れて戦地に処りて戦いに趨（おもむ）く者は、労す。｜2月27日
孫子・呉子 2020/02/27公開
凡そ先に戦地に処りて敵を待つ者は、佚（いっ）し、後れて戦地に処りて戦いに趨（おもむ）く者は、労す。 凡先処戦地、而待敵者佚、後処戦地、而趨戦者労。（故善戦者、致人而不致於人。） 「そもそも、敵より先に ･･･
勢いに任ずる者は、其の人を戦わしむるや、木石を転ずるが如し。木石の性は、（兵勢）｜2月26日
孫子・呉子 2020/02/26公開
勢いに任ずる者は、其の人を戦わしむるや、木石を転ずるが如し。木石の性は、（兵勢） 任勢者、其戦人也、如轄木石、木石之性、（安則静、危則動、方則止、円則行。故善戦人之勢、如転円石於千初之山者、勢也。） ･･･
善く戦う者は、これを勢いに求めて、人を責めず。故に能く人を択てて勢いに任ず。（兵勢）｜2月25日
孫子・呉子 2020/02/25公開
善く戦う者は、これを勢いに求めて、人を責めず。故に能く人を択てて勢いに任ず。（兵勢） 故善戦者、求之於勢、不責於人、故能揮人面任勢。 「いくさ上手は、なによりも戦闘に勢いを求め、兵士一人一人の戦闘能力 ･･･
善く敵を動かず者は、これ形すれば敵必ずこれに従う。これに与うれば、（兵勢）2月24日
孫子・呉子 2020/02/24公開
善く敵を動かず者は、これ形すれば敵必ずこれに従う。これに与うれば、（兵勢） 善動敵者、形之、敵必従之、与之、（敵必取之、以利動之、以卒待之。） 「敵を誘導するのが巧みな者は、敵が必ずそれに従うような形 ･･･
