よいものは栄える|4月12日のことです。
Release: 2019/04/12 Update: 2019/04/12
よいものは栄える
社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。
稲や麦でも、よい種類は栄える。商売にしても、うまい物・やすい物を売る商店が栄える。
この道理ははらの底から悟りきって、世のため人のために一円の金銭でも一枚の紙でも喜んで大切につかう人、これこそ金持ち心理に徹した人、おのずからにめぐまれ尊ばれる人であります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月12日の言葉です。
ものの道理というのは決まっている。
たしかにそうだなぁと思います。
商売はだれかの役に立つものが売れる。
世のため人のためになるものは向うから買ってくれて値段も気にしないで感謝される。
それを探し続けることが大事なんだと思います。
時代の変化に対応しつつ
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
行きづまりは岐れ路 行きづまりに出あいました時が、芸能の成るか成らぬかの岐れ路です。と同時に、新しい境地に進む一歩手前なのです。 掴んだ境地に満足していたら、進歩の見こみはないのです。一たん進み得た境…
受けて起つ「受けて起つ」、これが、存在の原理、人倫の本義であり、大丈夫の心境である。横綱は、さきには立ち上がらぬ。まず相手に立たせ、八方崩れの身構えで、全身を敵に与えて立つ。「さあ、どこからでも、どの…
交渉の心構え 一つの使命を持った交渉にあたるときは、その目的をしっかりと肚にいれることが第一そういう目的のために行うことを、準備する。そうしてすっかり忘れる。 向こうについたときは、「なんのために来た…
子供の耳 子供の物の聞き方こそは、そのままほんとうの物の聞き方である。舌切り雀も桃太郎もただそのままに、真実の話だと信じ切って聞く。ここに正直な、聡明なよい日本国民が出来上がるのである。 我情をさし挟…
青年諸君 青年諸君!諸君は他に比べることのできない天下一品の肉体と世上無比の心ももって世に生まれた。その個性は、磨けば伸ばせば、際限なく大きくなり己である。 青年諸君!己の小さな肉体の捕虜となる必要は…