マザー・ランド|10月1日のことです
Release: 2019/10/01 Update: 2019/10/01
マザー・ランド
水はどんなによごれても、流れると、きれいになる。その水を到るところに自由に流したたえて大きく抱きしめているのは、大地である。大地には多くの植物がのび茂っている。その間、いろいろの動物を自由に住まわせている。その中に人類が割りこんで荒らしている。
それでもこの大地は、一言のこごとも言わず、五穀をみのらせ、果実をならせ、万物をはぐくんでくれる。まことに、マザー・ランド(大地の母)。これほど徹底したスナオさがあるであろうか。すべてを受けいれる。これが自然の相である。
10月1日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
素直というのはこういうことなんでしょうね。
すべてを受け入れる大いなる力。
その上で暮らす人間がいかにわがままなことか。
自分の不甲斐なさも大いに感じます。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
職場は神聖な舞台 人生真の喜びは、働きにある。真の働きは、己の聖職のほかにはない。ただ清き天職の中にある。その働きこそ、人生最高至上の喜びである。 このはたらきの前には病も消え失せ、貧乏は姿は消し、そ…
天地に唯一つの存在 存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づ…
人格の光 人生は、登山である。目ざすは雲表にそびゆる高峰だ。しかし今登っているのは、森林地帯のしめっぽい道だ、どこも見えない。 何が何でもしっかりと踏みしめて、前の人の足跡を踏んで、先を見ず、空を見ず…
陰の構え 弓道の極意は、的を狙って矢を中てるのではない。的と矢とが一つに合して、自らからにして中たる。矢の連続が的である。射放つのではなくて、的が弦をうながして、その力で矢を引きつけるのである。 的を…
2月26日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日も言葉です。 行き詰っては打ち開け、開けてはまた行きづまる、それが人生の進行の相であり、ここに妙味がある。なにを、自ら求めて苦しんでいるの…