一人一芸を|5月12日のことです。
Release: 2019/05/13 Update: 2019/05/13
一人一芸を
私は、多年、こう考えるのです。
一人一事でよい。その選んだ一つを一生涯続けて研究するのです。そしたら、天下に名を成すような方も現れてくるのではないでしょうか。
そうすれば、一町内に、花の達人、和歌の権威、書道の達者と、文化生活を彩るものは必ず揃っていて、郷党の子女は、その道の権威者の指導によって、若い芸術の芽を成長させていくでしょう。
一人一人が、一つの芸道を強く深く修めたならば、我が国は、どれほど潤いと底力のある強い国になることでしょうか。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月12日の言葉です。
生涯何かを研究し続けると達人になるかもしれませんね。
人は何かを決まり事にしていくとその行動がしやすくなるというのはあります。
ルーティーンにする。
なんでもその境地いたればなかなかの達人になるかもしれません。
そういう風になってみたいと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上第四章) う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 禹は(治水に取り組み)我が家…
善を為さば 苟も善を為さば、後世子孫必ず王者あらん。(梁恵王下十四章) いやしくもぜんをなさば、こうせいしそんかならずおうじゃあらん。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう) 【訳】 善政を行えば、後…
古の人未だ嘗て仕ふるを欲せずんばあらざるなり。亦其の道に由らざるを悪む。(滕文公下三章) いにしえのひといまだかつてつかうるをほっせずんばあらざるなり。またそのみちによらざるをにくむ。(とうぶんこうし…
生之れを性と謂ふ 生之れを性と謂ふ(告子上三章) せいこれをせいという(こくしかみさんしょう) 【訳】 (告子がいった)「もって生まれたままのものが人間の本性である」と。 〇松陰は、告子のいう「性は猶…
よいものは栄える 社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。…