上に雨ふりて水沫(すいまつ)至らば、渉(わた)らんと欲する者は、其の定まるを待つなり。(行軍)|4月20日
上に雨ふりて水沫(すいまつ)至らば、渉(わた)らんと欲する者は、其の定まるを待つなり。(行軍)
上雨水沫至、欲渉者、待其定也。
「河の上流に雨が降って水嵩が増している時には、渡河しようとする者は、その水の勢いが落ち着くまで待たなければならない」
行軍にさいして、渡河時の注意事項をのべている。
河を渡ろうとする部隊は、早く渡らねばならないと思いがちである。そのとき、指揮官としては全軍を無事に渡らせることを第一目標にしなければならない。水流が激しいのにムリをすると全軍が覆没しかねない。
4月20日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
軍を動かすようなことはありませんがここからどう日常の生活に学ぶか。
ビジネスでいうならば勢いにのって物事をやるなということかもしれませんね。
孫子のいう奇策ということでいえば何に需要があるかをしっかりと見極めてその周辺商品を売るというようなことでしょうか。
無理をするなと言いながら無理をする。
なかなか難しいものです。
今日も一日がんばります。