人生の四苦の意味|3月7日のことです。
Release: 2018/03/08 Update: 2018/03/08
いわゆる人生の四苦の第一、肉体の苦痛は、精神のゆがみ、生活の不自然の影にすぎぬ。
第二、物質についての悩みは、いやしい欲心のかたまりの反映である。物の欠乏は、心の欠乏の影である。
第三、他人にこうあってほしいと求めるところは、己が至らぬことの反映にすぎない。ただ分が改まれば、すべてが解決す。
第四、幸福も、名誉も、地位も、自分のものではない。天与のもの。ただまっしぐらに、今の仕事、今の方向に進めばよい。
3月7日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の言葉です。
昨日は更新できませんでした。
この言葉は実に当てはまることだらけです。
生活の不自然もまさしく自分のせいです。
すべては自分次第ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
動そのまま不動 万物万象ことごとく、常に変わりあらたまって、息(やす)む時がない。しかもそのまま、少しも「かわらぬ」。 「動」の側よりこれを見れば、常におやすみなく動いている。しかも、それが「不動」の…
考の道 どんな境遇の人でも親によって成長しないものはない。にもかかわらず、最も低いレベルにあるのもまた、親に対する考のみちであろう。 或る者は大変親に世話になっていると考え、他の者は親はカタキでこそあ…
物にめぐまれるには 人は物質によって生命を保っている。ものがなくては、一日も生きていけぬ。物にめぐまれることが、幸福のもとである。 恵まれるというのは、どうすればよいか。「物を生かす」にある。 生かす…
欲望は浄化して 人間的自由は、人間の動物的自由を否定した程度に得られる。 平等とは、働きに応じ、ねうちに応じて得られる。ゆえに分配の平等を望む者は、「真のはたらき」を知るにある。 欲望は、もともと人の…
生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい…