人生は善|6月23日のことです
Release: 2019/06/23 Update: 2019/06/23
人生は善
世の中も大自然の進行のように、因果の関係によって、一糸乱れず、一物の不足、一事の不都合もなく、今ここに、こうした状態が発生している。
これに対し、或いは善を見て喜び、または悪と思って悲しむ。それは、己の偏見であり我見であって、対象は、これによって一物をも加えず一事をも損じない。
宇宙は「全個恒完(ぜんここうかん)」であり、人生は「刻々恒完(こくこくこうかん)」「物々悉完(ぶつぶつしつかん)」、千態万様、すべて極美の相でないものはない。
6月23日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
善も悪もない。
おばけも幽霊もいない。
それは己の偏見。
たしかにそうかもしれません。
なんとなく観念をもっているのものなんですね人間は。
ちょっとした情報だけでイメージする。
自分勝手に。
自然にいいも悪いもなく極美というのはそうだと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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