喜びの効用|7月5日のことです。
Release: 2018/07/06 Update: 2018/07/06
喜びの効用
よくなりかけると、とんとん拍子によくなり、下り坂に向かうと、一足飛びに下る。
なぜ、そうなるのか、それは、人間にかかわりあることは、「心が先行する」からである。
「喜ぶ」ということは、目の前に起こった事に対して、明るい心の光を投げかけることである。出会ったものに、暖かい心のうるおいを注ぎかける事である。
暖かい光と豊かなうるおいとに合えば、しなびかかった物もびんと生き返る。
7月5日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
一日のスタートに失敗するということがあります。
なんだかもやもや過ごすことにはなりますね。
物事は心が先行するというのはそうだと思います。
スポーツだって仕事だってやるぞ、勝つぞという心がなければ達成できない。
ただ、漠然とやるのではまったく違う出来栄えになります。
喜ぶもまったく一緒なんだと思いました。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
「艱難汝を玉にす」とは古いコトバですが、これは甘えようにも甘えることの出来ないような酷烈な境遇に放りこまれることが、人間が真に確立するためには絶対に必要だという事に他なりません。 運命を創る100の金…
歩き方と人間の格② 同じく走るのでも、場合によっては音をたてないように走らないといけません。人間もそういうふうに、心が冴えて来ないといけません。しかし十八、九や二十くらいの頃は、まだあれでもよいですが…
未だ嘗て才あらずと為すもの 以て未だ嘗て才あらずと為すもの。(告子上八章) もっていまだかつてさいあらずとなすもの。(こくしかみはっしょう) 【訳】 (ある人が鳥や獣に近い生き方をしているのをみて)あ…
よいものは栄える 社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。…
常に前途に思いを巡らす 人間というものは、ただ将来のことばかり考えて、そのために現在の事をおろそかにすることのよくないことは、申すまでもありませんが、同時に他の一面には、常に前途に対して、思いを巡らし…