在るがままに在る|11月27日のことです。
Release: 2018/11/27 Update: 2018/11/27
在るがままに在る
それ自体を観るとき、実は無比の存在である、無限の実在である。ただ在るがままに在る己であり、成るがままにかく成れる今である。過不及なく、不平不等なく、不可不実もない、ただかく在る。時空のただ中に、泰然として在る。
富よく、また貧もよい。求むところがないから、足らざるところがなく、おごるところがないから、うらむこともない。無形即有形、無職即万色、明即闇、黒即白、苦は楽であり、楽はまた苦である。
11月27日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
在るということ。
なんだか今ここに在るというそれだけで重要なことだと思える言葉です。
すべてのことは表裏一体なんですね。
一つもかけてはいけないことなんでしょう。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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