型を破り前進せよ|2月12日のことです。
Release: 2019/02/12 Update: 2019/02/12
型を破り前進せよ
書道を始めてしばらくすると、必ずいやになる時があります。こうした関所で、いくじなしが、まずふるいにかけられるわけです。
こうした行い詰りを越えて、「一つの手本」が手に入ってくると、うまく書けるようになるのです。この時がまた危険なのです。上手になったと思うときは、一つの型を覚えたのです。しかしそれに安心していると、一歩も進歩しなくなります。ゆえに、古人は、型にはまることを極力戒めました。型はどしどし蹴破って、ぐんぐん進まねばなりません。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)、2月12日の言葉です。
こういうことは極めたいと思ったことでしか体感できないことかもしれませんね。
これでいいということを思った瞬間が危険。
それは実際そうなんです。
仕事でもそう思った時からクレームが来たりする。
これでいいということはなんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
進みて禦(ふせ)ぐべからざるは、其の虚を衝けばなり。退きて追うべからざるは、(虚実) 進而不可禦者、衝其虚也、退而不可追者(速而不可及也。) 「進撃して行って敵がそれを防ぎきれないのは、敵の虚をつくか…
やまとおのことは およそわが身辺に起伏する雑事については、心を微動だもさしてはならぬ。明鏡のごとき不動心を堅持して、泰然として山のごとくではなくてならぬ。 しかしながら、事いやしくしておおやけのこと、…
古(いにしえ)の所謂善(いわゆるよ)く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者の勝つや、(軍形) 古之所謂善戦者、勝於易勝者也、故善戦者之勝也、(無智名、無勇功。) 「昔のいわゆるいくさ上手とい…
今こそ無二の時 人の自覚の第一歩は、今いる所をもっとも良いところだとし、今の時間をもっともよい無二の時だというところに始まる。 人生は一本勝負である。やりなおしが出来ぬ。 今をきらい、おそれる者は、人…
教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめる教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友…