弾力のある人間になる
Release: 2022/05/24 Update: 2022/05/25
弾力のある人間になる
諸君も今から気をつけて、弾力のある人間にならねば駄目です。ところで弾力のある人間になる最初の着手点は、何と言ってもまず読書でしょう。ですから、若いうちから努めて良書を読むことです。また若いうちは、文学や詩歌など大いに読むのがよいでしょう。また短歌や俳句などに趣味を持つことも大切です。【39】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
教授的には、二宮翁夜話、報徳記をまず読めということでしょうがなかなかに難しく原文などは理解できないものであります。
しかし、この理解できないのがいいのでしょうかね~。
教授の本です、理解するには時間がかかるし沁みいるにはまだまだ時間がかかると感じるところです。
しかし、寺田一清先生の本などで多少なり教授の伝記的なものを読みさらなる理解が多少深まっているところです。
溢れる言葉の根本は何か。
それはやはり情熱なのだろうと思います。
自分の生い立ちを悲観するのではなく、それによって作られた自分を天命と感じ、やるべきことをやったのでしょうね。
実践の人だと改めて感じました。
やはり、伝記はいいですね。
関連コンテンツ
人生の歩み方② 同時にこの二十歳から四十歳までの二十年間の準備いかんが、その人の後半生の活動を左右すると言ってよいでしょう。それはいわば花火の玉を作るようなもので、どんな花火が出るかは、まったくその準…
一人の人間が亡くなるということは、言うまでもなく非常に悲しい出来事であります。そこで生前故人と親しい関係にあった者としては、いろいろと故人のために尽くす途を考えるべきでしょう。そしてその途にもいろい…
世間では、哲学者というものは、冷静でなくてはならぬと言われていますが、そしてそれにも一面の道理がないわけではありませんが、しかしこの言葉をもって、哲学者とは何ら情熱も感動もないもののように考えたら、…
そもそも人間の「気品」というものは、いわばその人の背後から射して来る後光みたいなものでありまして、それは結局その人が他人が見ていない処で、どれほど自己を慎しむかどうか、その程度によって光の射し方が違…
すべて我々は、自分のたどった運命を、あるがままに感謝することが大切です。これが自己にとって最善だとして、安んじて努力することが肝要です。この道理を理屈としてではなく、実感として味わえば、それだけでも実…