心の害と為すなくんば|11月2日のことです。

Release: 2018/11/02 Update: 2018/11/02
心の害と為すなくんば
豈に惟だ口腹のみ飢渇の害あらんや、人心も亦皆害あり。人能く飢渇の害を以て心の害と為すなくんば、則ち人に及ばざるを憂と為さず。(尽心上二十七章)
あにただこうふくのみきかつのがいあらんや、じんしんもまたみながいあり。ひとよくきかつのがいをもってこころのがいとなすなくんば、すなわちひとにおよばざるをうれいとなさず。(じんしんかみにじゅうななしょう)
【訳】
口やお腹だけが飢えや渇きの害を受けるものであろうか。そうではない。人の心もまた(貧しさなど)害を受けるものである。だから、もしも、貧しさなどで正しい心がそこなわれないほどの人物であれば、富貴の点などで他者に劣っているとしても、何も心配することはない。
11月2日、孟子一日一言の言葉です。
貧しさというのは実際心も貧しくさせてしまいます。
明日払うお金がない。
そんな時の自分の心境はひどいものです。
そんな時でも揺るがない強い精神をもてばきっと貧しさが別のものになるのでしょうね。
明日も一日がんばります。
HOME


関連コンテンツ


コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスは公開されません。
また、* が付いている欄は必須項目ですので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください