心は大宇宙に住む|6月17日のことです。
Release: 2019/06/17 Update: 2019/06/17
心は大宇宙に住む
体がどんな境遇にあろうと、職業にあろうと、精神は自在である。
この境地を悟るために、修行者はわざと苦難に突入した。
哲人・ディオゲネスは樽の中にいてアレキサンダーに会った。
青年諸君、何をぐずぐず自ら自分の境遇に囚われになっているのか。
精神の自立ということを味わえ。そして、にっこりと笑って君の環境を客観せよ。
心は大宇宙に住んでも、だれも文句の言い手はない。
6月17日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
青年諸君。
なかなか青年諸君に伝わらないから難しいものです。
自分を客観的に見るということはある意味訓練でもあります。
大人になっても出来ない人ばかりの境地ともいえます。
本能的な怒り人のせいにしがちな自分を客観的に見る。
これを伝えるのは難しいです。
自分の思い通りにはならないことを経験してもらうしかありませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
敬の心 敬はおのれ(己)をじっと見つめることから始まる。自分がここに生きているのは、日々食物をたべ、衣服を着、家に住むことができるからである。さらに、この生命は父母にうけ、祖先にうけ、ずっとさかのぼれ…
悪習がなおった 老父が、飲酒の悪習があって困る。年は七十に近い。子夫婦も孫たちも飲酒を止めさせようとする。しかし祖父のくせは衰えるふうがない。 或る時、決心した。「老父に今さらこの風習を変えさせようと…
人生は一本勝負 ベルが鳴り始める。その最初のリンでサッと立つ。食事のつかいが来る。さっと食卓につく。寝る時間がくる。サッと床に入る、さっと眠る。 開始の合図がある。サッ腰掛ける。終わりの宣告がある。サ…
「働き」は解決の鍵 世の中のすべての苦難を解決する鍵は。「はたらき」である。 この鍵は、そのままでは鍵穴にでもうまくはまらず、かさかさして鍵自身が傷ついたり折れたりする。必ず喜びの油を注いで使わねばな…
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…