汝の足下を掘れ|5月11日のことです。
Release: 2018/05/11 Update: 2018/05/11
汝の足下を掘れ
汝の足下を掘れ、たゆまずうまず掘れ、必ず清水に達しよう。諸君のもっている職業、今やっている仕事を、まっしぐらに、やってやってやりぬけ。ここに、霊を打ちこんでやるには、まず、その仕事の意味を知らねばならぬ。人間生活にどれほど大切な仕事であるか。
また、同じことを、日々同じ時間に、くり返しくり返し無心にしていると、すばらしい心境に達する。これは、単調なほどよい。山にこもって修行は、我々にはひまがない。ちまたで、職場で、喜んで古の修行者のあとを学ぼう。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月11日のことです。
今の自分の仕事をやってやってやりぬく。
しかし、一日の仕事を考えてみますと単調にこなしていかなければならないことがいかに多いか。
考え方を変えて自己鍛錬と思って一生懸命やれる人だけが極みに達することができる。
まずはどんな仕事でも打ちこんでやってみることが大切ですね。
毎日名刺ばっかり作っていますがしっかりやっていきたいと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人は光を放つ小惑星 愛育の恩は、必ず物によって行われる。衣食住のことから、生活環境に至る教育。生活まで、そして、これは皆、人の勤労支援によって今日あるもの、社会・国家・大衆の恩に発展して、世にことごと…
母親の胎内に十カ月のやすらぎの成長を遂げると、呱々の声と共に、外界に生まれ出てくる。 その時、肉体は別になるが、呼吸のリズムは、母親と同じ調子に、ちょうど時計のネジをかえられたようにキチキチと同じセコ…
大自然を味わう 人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく…
世にいう青年の恋愛、命をかけて恋い慕う情熱。これは、愛の燃えたった絶頂ではなくて、実は出発なのです。真の夫婦の間に生まれる愛情は譬えようも考えようもない、うるわしく、ゆかしいものです。 こうした夫婦生…
朝のうがい 人の精神の働きは、目・耳・鼻・皮膚などより入って、口より言語となって出てくる。人の働きのうち、口によるものが、どんなに大切なことでありましょう。 この大切な口を、まず清めてすすぐ、これが朝…