物の情|1月26日のことです。
Release: 2019/01/26 Update: 2019/01/26
物の情
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章)
それもののひとしからざるはもののじょうなり。(とうのぶんこうかみよんしょう)
【訳】
そもそもどんなものでも違いがあって同じはないということは、ものの自然の在り方である。
1月26日、孟子一日一言の言葉です。
たしかに同じものは存在しないのかもしれませんね。
だからその物をいかに生かすかとうことが大事になってくるんでしょうね。
今この瞬間あの人と私が同じものを使ってなにか作業をしていても必ず違いがでる。
人それぞれに作業効率も違います。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
人生の大問題 諸君は、一体いかなる力によって、かくは人間として生をうけることができたかという問題について、今日まで考えてみたことがありますか。私の推察にして誤りなくんば、おそらく諸君たちは、この…
知りにくい自己を知る お互い人間というものは、自分の姿が一ばんに見えないものであります。したがって私達の学問修養の眼目も、畢竟するに、この知りにくい自己を知り、真の自己を実現することだと言ってもようで…
書は精神の表徴 書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充…
死地には吾将にこれを示すに活きざるを以てせんとす。(九地) 死地吾将示之以不活。 「死地においては、わたしは、戦う以外には生きる道はないのだ、と全軍に示さねければならない」死地とは、戦わねければ生き残…
志に食ましむるに非ず、功に食ましむるなり。(滕文公下四章) こころざしにはましむるにあらず、いさおしにはましむるなり。(とうぶんこうしもよんしょう) 【訳】 (報酬は)目的に対して与えるのではなく、成…