玉のごとき心で|11月29日
Release: 2019/11/29 Update: 2019/11/29
玉のごとき心で
家庭に暗影をなげるものは、不平等であり、わがままであり、怒りである。これらがつのってくると、争いとなる。
争いは、自分一人を中心としてものごとを考えることから出発する。人をさげすみ、人を容れず、己一人を高しとする。
このような心の洗い去った、明るい、純一の心、これを持ち続け、養い高めていく。ついに、れいろう玉のごとき心境に到達する。そして、その家庭を理想の境に高めてゆく。
ここに豊かな文化が育ち、うるわしい文化人がはぐくまれる。
11月29日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。
本日はその言葉に尽きるのでしょうか。
自分一人が中心ではない。
たしかにその通りだと感じます。
頭で考えることを変えていかなければいけません。
攻められると人は防衛的に責任を転換したくなります。
自分がそうなっていないか常に問う必要がありますね。
それでもなる。それを抑える。
この苦しさが学ぶということなのでしょうか。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
病を防ぐには これまで気候のせいだ、黴菌のしわざだと片づけてきた病気も、その半分の原因は愛和の欠けたところからきている。 細菌はどこに入りこむのか。それは愛和のかけた人間の、そのからっぽの肉体に巣食う…
芸術の扉を開く 目を開いてみれば、そこには緑の草があり、紅の花がある。空は碧に、雲は白い。雑踏複雑きわまりない色と形と響きの市街を一歩はなれれば、単純な一色の野が開け、きわまりなき海面がひろがる。いぶ…
幸福の原動力 働くには、こつがある。 それは、喜んで働くこと。進んで、尻がるに、腰がるに、かるがると働くこと。こうした働きが、真の働きである。 この働き、この喜びが、これが人生幸福の原動力であって、こ…
日の出を迎える 今日一日が私の一生だ、今日は二度とこない、やり直しはできぬ、と気がついたら、朝寝坊などできたはなしではありません。立ちおくれたら、もう負けだと見てよい。 「新しい倫理」の実践は、早起き…
守成は退歩 世に「守成」という言葉がある。「創業はやすいが、守成はむずかしい」と。 創業は新しいことを築き上げて日々進んでいるのであり、守成とは過ぎたものを守っているので日々あとしぎりをしている。進歩…