生きていることは恵み|10月14日
Release: 2019/10/14 Update: 2019/10/14
生きていることは恵み
世に喜びは多い。しかし「はたらき」の喜び、働く場所を得たよろこび、はたらきの自覚を得た喜び、これにまさる至純至高の歓喜はない。
私は一年半の独居静座の行によって、これを悟ったとき、一切の雑念が消え失せた。
生きていることが、すでに恵み、すでに歓喜である。
これまで人のいう「悩みの人生」とは実は、虚偽であり仮装である。まことに「人生は歓喜のルツボ」である。
10月14日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
明朗、愛和、喜働。
喜んで働くことはとても大事なことですね。
元気に働けて生活もできているのでそれだけで喜ばしいことです。
頭の中を常に素直な状態で受け入れるようにしなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
永遠の栄え 一本の木、それは花を開き、実を結ぶ。そこに寄る虫、飛ぶ鳥、それがまた各々一つ一つの生命に、見事に統一されている。 木の下に石がある。その石が一つの力で形を成し、かたさを保つ。それが土地と岩…
ぱっととび起きる さあ今から一日の仕事が始まるぞと、ぱっと目をさました。 人は、イキをするのも、食物を消化するのも、血がめぐるのも、すべて自分の力ではありません。自分では知らぬ大自然の力で、眠らされ、…
禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上第四章) う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 禹は(治水に取り組み)我が家…
苗則ち槁れぬ 宋人其の苗の長ぜざるを閔へて之れを椻ける者あり。茫々然として帰り其の(家)人に謂つて曰く、今日病れぬ。予れ苗を助けて長ぜしめたりと。其の子趨りて往きて之れを視れば苗則ち槁れぬ。天下の苗を…
ほんとうの働きとは 生きているということは、動いているといことである。 動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。 ああ今日は働いているな、という間は、まだなまける…