終わりを全うする|8月3日のことです。
Release: 2018/08/03 Update: 2018/08/03
終わりを全うする
あと片付けをせず、使った道具の手入をせず、靴を揃えぬ、傘のしずくを乾かさぬ、こうした事は身のたしなみとしての単なる作法だとか、行儀とかと、行儀と心得ているのが、これまでの考えであるが、これを忘れることが、いろいろの不孝の原因となるのである。
ただそれだけではない、こういうしりのしまりのない人々の仕事は、多く七八分まで行って崩れる。もうだいじょうぶというところでガラリと行く。
小さい事に末を乱す人は、大事な事に終りを全うしない。
8月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
ほんとにすみません。というところですね。
この言葉は栞のなかの言葉ですが、最近の自分はどうでしょうか。
末がだめですね。
日々の心の葛藤が問題です。今のことだけに集中してばかりいるのも問題です。
体はひとつなのですからよく考えて行動しなければいけませんが思考回路ストップとにかく引き受ける。
物事をしっかりと精査しなければなりません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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