職業に尊卑はない|4月11日のことです。
Release: 2019/04/11 Update: 2019/04/11
職業に尊卑はない
職業に尊卑はない。自ら軽んずる心を持つ働きを人が賤しと思い、自らを重んずる職業に人が尊ぶのである。つまらぬ仕事だと考えて、仕事の好ききらいをする。こうした人は、一生涯たましいを打ちこんだ仕事につく事は出来ない。
自分の只今ついている仕事の尊さ悟って、けんめいに働く時、自然に与えられる楽しみ、これは何物にも替えることの出来ぬ人生の喜びである。
真の働きには喜びが伴うだけではない。肉体の健康も、物質の恩恵も、地位も名誉も、おのずからついてくる。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月11日の言葉です。
自分の仕事に誇りを持つ。
たしかに自分の仕事を卑下する人がたまにいますが、どんな仕事もだれかの役に立つから仕事としてあるわけで報酬ももらえる。
打ちこんで仕事をしてみればそこに面白さが見えてくる。
喜んで打ちこむことが大切なんでしょうね。
しかし、時間を作ることの難しさを乗り越えることも大事なことです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人に頼らない 人生とは、人間の世の中であり。人が処理するものであり、人が生産するのである。 人とは、己自身である。己の外にこれをするものはないと全責任を感じ全力を挙げて働くのが、人である。故に、人に頼…
親の恩 愛育の恩とか、教育の恩とか、生み育てた恩、これが父母の恩であるが、それが自然のうちに行われるので、恩の感じがしない。何十年も同じ家に住み、共に健康で、苦しみに出逢ったことなどない親子の間には、…
2月27日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。 男は、人の見ぬところでゴソゴソするものではありません。 堂々と、「この私を見てくれ」というのでなくてはウソであります。 角力…
宝は託されている 現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者をまちあぐんでいる。…
人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の為に死す」(史記)と言…