険形は、我先ずこれに居(お)らば、必ず高陽に居りて以て敵を待つ。若し敵先ずこれに居らば、(地形)|5月24日

険形は、我先ずこれに居(お)らば、必ず高陽に居りて以て敵を待つ。若し敵先ずこれに居らば、(地形)
険形者、我先居之、必居高陽以待敵。若敵先居之、(引而去之。勿従也。)
「険しい地形では、味方が先に占拠していたら、必ず高所で日当たりのよい所に陣取って待つことである。もし敵が先にこの地を占拠していたら、(さっさと引き上げるのがよい。相手にしてはいけない)」
険しい地形では、先にそこを占拠した方が有利になる。だから、後からいった方は、撤退するのが一番であり、ぐずぐずしていたり敵を攻撃したりしてもムダである。
引きてこれを去る。従うこと勿れ。と訓ずる。
5月24日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
闘いの局面は常に変化する。
これもまた実践からのことでしょうね。
険しい地形では南側高地に陣をとる。
出来なければ撤退することが大事。
状況をしっかりと見て判断しなければなりませんね。
今日も一日がんばります。