食物への感謝|9月4日のことです
Release: 2019/09/04 Update: 2019/09/04
食物への感謝
ただ今私のお膳にすえられた一ぱいの飯、これは私の今日の命の糧、活動の根元である。これが無ければ生きてゆけないと分かった時、食物に向かってどんな気持ちでいるのが最も正しく、間違いない心構えであるかが、すぐわかる。ここに食物に対する感謝感激の心持ちは自然とわいて来て、食物に通じて天地の恩がしのばれ、やがて社会の恩、または生命の根源である父母・祖先・・・神仏の御恩まで、ひしひしと身に迫ってくる。こうした美しい自然の愛情の上に立って生まれてきたのが、食事の礼儀であり作法である。
9月4日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
贅沢になっているんでしょうね。
いつでもお腹がへれば食べられる。
去年のブラックアウトもすっかり忘れていますね。
感謝力が足りなくなっているんでしょうね。
何か事が起こってからでないと本当の意味でこの言葉を理解できない。
まったくもうという感じです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
働きは最良の健康法 世の人たちは栄養をとれば、それで体が良くなると思っている。 栄養というのは何だろう。これは人間が働くための石炭でないか、機械を動かずための電力ではないか。ボイラーに石炭だけぼんぼん…
大自然を味わう 人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく…
春をたずねて、家を出た。青い鳥を慕って、故郷を後にした。気がついてみると、匂う春は庭前一輪の梅花にあった。恋い慕うた鳥は、軒端に戻っていた。香気に満ちた仙境は、わが家であった。 見かけの上では、誇と、…
よきお客ぶり 「引き上げぶり」、これは出発にもまして大切なことである。 演説などが、最初の第一声が大切である以上、最後のむすびが肝要である。 噺家などは、出てくる第一声はたいして苦労しない。しかし最後…
食の自由の境地 世には、同じ物を食べる事をいやがったり、それがいかぬように思ったりする向きがある。これは間違いである。 ことさらに同じ物ばかり食べる必要がないが、得られない時は何日でも何カ月でも同じ物…